会社プロフィール

1958(昭和33)年、タイルの将来性を確信した初代社長が、豊橋市駅前通に工事付きタイル販売店を創業。若い職人に恵まれ、若手技能工を大勢抱えるタイル工事店として発展しました。豊橋市役所など官庁の建物工事の時には、職人、技能工の人数が50人を超えるほどの勢いでした。
1991(平成3)年、現社長が入社し、社内改革を開始。いち早くパソコンを導入・活用し、業務の効率化を図りました。その一方で人材育成に力を注ぎ、「人の和」を大切にし、安全協議会や社内研修活動、一人親方保険導入など、時代に合わせた組織に見直していきました。1994年に、現社長が代表取締役に就任すると、20年後の会社のあるべき姿を見据え、若手技能工の育成・社員化に取り組みました。
現在、社員技能工の平均年齢は30歳。県内各地のマンションや施設建設、まちの再開発プロジェクトなどにも携わり、次世代を担う企業として邁(まい)進しています。
事業内容

タイル工事を行っています。有機系弾性接着剤貼りをいち早く取り入れたり、1m×3m角の大型タイルを施工するなど新しいことにチャレンジする業界の最先端を行く会社です。
物件は多岐にわたり、マンション、介護施設、店舗などから、住宅まで、幅広く手掛けています。長年培ってきた確かな技術と信頼で応え、美しい景観や住空間を創造し、快適な暮らしを提案しています。
企業情報
(すがぬまたいるてん)
タイルの販売及び施工
本社=豊橋市東田中郷町114-2
第47回技能五輪全国大会「タイル張り」職種/銀メダル:増田良平第45回技能五輪全国大会「タイル張り」職種/3位:神田雅宏第52回技能五輪全国大会「タイル張り」職種/銀メダル:小野裕太郎第53回技能五輪全国大会「タイル張り」職種/銀メダル:森下翔平〃 /銅メダル:加藤靖也平成30年 国土交通省局長表彰(建設ジュニアマスター):久原信二令和03年 国土交通省局長表彰(建設ジュニアマスター):梶川顕次第62回技能五輪全国大会「タイル張り」部門/金賞:福井大翔
沿革
初代社長 菅沼 明、豊橋市駅前大通三丁目にて創業
豊橋市東田中郷町に移転、(株)菅沼タイル店に商号変更
二代目社長 竹下正之就任
三代目社長 菅沼 誠就任
ホテルアークリッシュ豊橋にて創業50周年式典開催
(社)全国タイル業協会 常任理事就任
トップインタビュー

若手技能工を大勢抱えるタイル工事店として発展してきました。私が社長になってからは、職人を社員化し、働く環境を調えました。
私たちの仕事は、街の景観をいろどり、人々の目に留まる仕事です。また、エンドユーザーが手に触れるようなところにもタイルは使われており、とても身近な存在です。それだけに、品質において厳しい指導を行っており、頑張った人たちは、業界を背負う職人として成長しています。
私たちが目指すものは、「快適な住空間の創造・提案を通じ、地域社会に貢献する」。この実現のために、「伝承と改革」を企業理念として掲げています。昔から変わらないタイルの技術を伝承するとともに、新しく吸収した技術を駆使し、現場の職人たちが一つになって、良い仕事ができるようにコミュニケーションも大切にしてきました。
29年前に職人の社員化を始めて以来、楽しく、安心して勤められる会社を目指して待遇面なども改革し、若手の技能工の育成にも積極的に取り組んできました。優秀な技能工を育てるために、社員教育に力を注ぎ、技能工を目指す新入社員にはできる限り「INAX建築技術専門学校」に入学してもらい、新しい技術や材料の変化にも対応できるように育成しています。専門校で基礎的な知識や技術や安全を学んでから現場で作業をしてもらうので、スムーズに仕事に慣れることができると思います。
若い人たちが、生き生きと活動できる場を提供することも、地域における私たちの役割と考えています。業界全体をリードし、経営理念の柱「伝承と改革」のもとに、創業100年を目指します。
先輩にインタビュー


高校の建築の授業で「タイル」に興味をもち、タイル職人の仕事を知って「やってみたい」と思い、この仕事を選びました。
タイル張り技能工として、建物の壁や床へのタイルの施工をしています。公共施設の内壁やマンションの外壁、水回りなどのタイル貼りの仕事で、材料練りから材料運搬、切断加工などを一貫して行っています。
建物づくりは景観づくりにつながっているので、タイルを通して街づくりに関わり、様々な人たちに利用してもらえることにやりがいを感じています。
2024年は、会社のサポートを受けてチャレンジした第62回技能五輪全国大会のタイル張り職種競技で金賞を獲得しました。このチャレンジによって作業の理解度を深めることができました。今後は現場で、習得した技能や知識を現場で生かしていきたいと思っています。
たくさんの業者さんが関わってくる業界なので、仕事を通して、コミュニケーションの大切さを学びました。
技能五輪にチャレンジする機会をもらい、金賞という結果を出すことができ、技能と知識を高めることができました。タイル職人として多くのことを学び、理解を深めることができました。
また、2024年技能五輪での金賞受賞が自信となり、国際大会に挑戦することを目標に定めました。
ゼネコンやハウスメーカーなどさまざまな建設会社の仕事をしています。職人集団ですが、厳しい上下関係はなく、楽しく仕事ができる環境があり、わからないことは何でも聞ける雰囲気があります。
高校生活のうちに、規則正しい生活習慣に慣らしておくと良いと思います。
タイムスケジュール



体を動かす仕事がしたくて、さまざまな建築業の仕事を体験し、職業訓練校からの紹介で菅沼タイル店でも就業体験をしました。いくつもの業種を体験した結果、タイル張りの仕事が自分に合っていると思い、この仕事を選び、入社を決めました。
現場は、ホテル、マンション、商業施設、住宅など多岐に渡り、図面をもとにタイル施工を行っています。
この仕事で大切なことは、タイル職人としての技術とともに、きれいに仕上げる、効率よく行うための工程管理です。図面を読み取り、段取りを考え、職長の指示を仰ぎながら取り組んでいます。
建物が完成していく様子を見て感じる達成感に、やりがいを感じます。
今年から、新人教育にも携わるようになりました。現場で必要な知識や、お客様との接し方などを少しずつ伝えています。
ものづくりの面白さに触れ、達成感を得ることができ、やりがいがあります。ちょっとずつレベルが上がり、やれることが増え、その度に達成感を感じる日々が続いています。
その一方で、「報連相」の重要性を再認識し、人とのつながりやコミュニケーションの必要性を学びました。
そのためにも1級の資格を取り、実務経験も知識も深め、もっとスキルを上げたいと考えています。
また、社員のスキルアップのために、資格取得のための共育に力を注いでいます。
タイル職人の仕事では、図面から部品等の使用数量を求めるときに計算が必要になります。どんな仕事に就くにしてもしっかり計算できるように勉強しておくことを勧めます。