会社プロフィール

1941(昭和16)年に名古屋市で創業し、現在は愛知県豊橋市に本社を置く、日本を代表する漬物メーカーです。看板商品の「きゅうりのキューちゃん」は発売から60年を超えるロングセラーであり、現在は「こくうまキムチ」が国内トップクラスのシェアを誇っています。
全国に9つの工場と3つの物流拠点を展開し、産地から食卓まで製品を一定の低い温度に保ったまま流通させる「コールドチェーン」を構築しています。また、自社の「漬物機能研究所」では、野菜の機能性研究や新種の種開発まで行い、科学的根拠に基づいた商品開発を推進しています。豊橋マザー工場では、食品安全管理の国際規格であるFSSC22000をいち早く取得し、全国の工場へ展開することで、安心・安全な製品を届ける体制を整えています 。
事業内容

東海漬物は、野菜の加工・保存技術と発酵研究を軸に、多彩な事業を展開しています。
本漬事業では「きゅうりのキューちゃん」や福神漬など、独自の殺菌技術と熟成手法を用いた保存性の高い商品の製造と販売を行っています。
キムチ事業では「こくうまキムチ」を中心に、かつお魚醤やイカごろを使用した深みのある味わいを追求し、厳格な品質管理のもとで生産を続けています。
浅漬・惣菜事業においては、白菜やきゅうりの浅漬に加え、近年はナムルなどの「野菜そうざい」分野を強化しており、消費地に近い工場で製造し、鮮度を保ったまま配送する体制を構築しています。
さらに研究開発分野では、漬物由来の「Q-1乳酸菌」の免疫機能に関する研究を行い、健康維持に貢献する機能性表示食品の開発などの新規分野への探索も進めています。
企業情報
(とうかいつけもの)
包装つけものを主体とした製造・販売
本社=愛知県豊橋市駅前大通2丁目28番地
漬物機能研究所(豊橋市)、品質保証部(豊橋市)
●営業拠点
東京支店、名古屋支店、大阪支店
北海道営業所、東北営業所、北関東営業所、千葉営業所、横浜営業所、北陸営業所、甲信越営業所、中四国営業所、九州営業所
●生産拠点
茨城工場、守谷工場、榛名工場、所沢工場、豊橋マザー工場 田原工場、中京工場、彦根工場、関西工場
●物流センター
東日本物流センター、中京物流センター、西日本物流センター
<受賞歴>
厚生大臣賞(1965年、1979年、1982年)受賞
総理大臣賞(1967年)受賞
食品ヒット大賞ロングセラー賞(1992年)受賞
農林水産大臣賞(2011年)受賞
食品産業平成貢献賞(2019年)受賞
紺綬褒章(2024年)受章
沿革
会社創立(名古屋市)
戦災により本社移転(愛知県田原市)
樽詰めから袋詰めつけものに進出
本社を豊橋に移転 、〈きゅうりのキュ-ちゃん〉新発売
〈きゅうりのキュ-ちゃん〉総理大臣賞受賞
キューちゃん専用工場完成
〈きゅうりのキュ-ちゃん〉10億袋突破
〈きゅうりのキュ-ちゃん〉食品ヒット大賞においてロングセラー賞受賞
榛名工場完竣工
田原工場拡張〈キュ-ちゃん専用工場リニューアル〉完成
〈きゅうりのキュ-ちゃん〉品質を改良し新たに発売(保存料・合成着色料の添加物除く)
〈熟うま辛キムチ〉新発売
所沢工場にてキムチカテゴリースタート
東日本物流センター完成 2003(平成15)年
社名を東海漬物製造(株)から東海漬物(株)に変更
本社を豊橋市駅前大通二丁目に移転
〈こくうまキムチ〉を発売(〈熟うま辛キムチ〉からリニューアル)
〈プチこくうまキムチ〉新発売
彦根工場を竣工
茨城工場竣工
漬物機能研究所を竣工
豊橋マザー工場竣工
受注センタ-稼動
品質保証部(TQMSセンター)設立
CSR部門で、農林水産大臣賞受賞
ISO9001認証取得
創立70周年記念式典開催
〈きゅうりのキュ-ちゃん〉発売50周年、コクと旨味をアップさせ、新デザイン・省資源化パッケージでリニューアル発売
大阪支店・東京支店を全面リニュ-アル
西日本物流センタ-完成
彦根工場を全面リニューアル
浅漬〈四季のおもてなしシリーズ〉新発売
〈こくうまキムチ〉3億袋突破
中京物流センタ-新設
豊橋マザ-工場にてFSSC2200取得
守谷工場竣工
こくうまキムチなどの功績により、食品産業平成貢献大賞を受賞
新たな経営理念、ビジョン、グループ宣言を策定
新型コロナウイルス対策基金寄付により紺綬褒章受章
中京工場・中京物流センター竣工
所沢工場竣工
トップインタビュー

日本人は野菜の摂取量が少ないと言われていますが、私は漬物こそが野菜を美味しく、効率的に食べるための最適な手段だと考えています。私たちの経営理念である「野菜をもっと、野菜にもっと」には、野菜の持つ無限の可能性を見出し、その魅力を多くの人に伝えていきたいという強い思いを込めています。
私の仕事は、単に伝統を守ることではありません。時代の変化を読み取り、新しい価値を創造し続けることです。かつては樽での量産・販売が主流だった漬物業界において、当時の社長がアメリカ視察で得たヒントから、衛生的で手軽な小袋入りの「きゅうりのキューちゃん」を開発したように、私たちは常に常識を疑い、挑戦を続けてきました。現在は「こくうまキムチ」が売上の柱となっていますが、これも日本人の嗜好に徹底的に寄り添い、ご飯に合う「コク」と「旨み」を追求した結果です。
今、私たちは漬物という枠組みさえも飛び出し始めています。独自に発見した「Q-1乳酸菌」を活用したサプリメントの開発や、冷凍・乾燥技術を用いた新しい食品の形態にもチャレンジしていきたいと考えています。加えて海外市場への展開など、野菜と発酵の力を活かせるフィールドはこれからさらに広がっていくと思います。
これまでお話した様に、私たちは積極的にチャレンジする姿勢を大切にしています。新しい取り組みとしてYouTubeを通じて全社員にメッセージを発信し、会社の進むべき方向や私の想いを直接伝えることで、組織の一体感を高める取り組みを行っています。失敗を恐れずに一歩踏み出し、自らの手で新しい食文化を形作っていく。そんな熱意が、これからの東海漬物を支えていくのだと確信しています。
先輩にインタビュー


前職は車の営業をしていましたが、プライベートの時間を大切にしたいと考え、地元の有名企業である当社へ転職しました。
現在は生産管理として、パートの方々への指示や、機械が止まらずにスムーズに流れる「快適なライン作り」に励んでいます。
機械を触ることが好きなので、トラブルを未然に防いだり、自ら部品交換をして現場が問題なく進んだりした瞬間に、大きなやりがいを感じます。
自分が主体となってラインを動かしている実感があり、現場の皆が気持ちよく働ける環境を整えることが今の楽しさです。
機械の仕組みや部品交換の技術に加え、品質と生産性のバランスを保つための改善手法を学びました。
「やってみたい」という意見を尊重してくれる自由な風土があり、年齢に関係なく現場の社員同士で円滑にコミュニケーションが取れる環境です。
社内の職能等級でさらに上の「T3」に昇格することを目指しています。
いっぱい遊んでいっぱい勉強してください。
タイムスケジュール




高校生の時に田原工場を見学し、身近な漬物が作られていく大きなラインを目の当たりにして興味を持ったことが入社のきっかけです。現在は「きゅうりのキューちゃん」の製造現場で、脱塩した原料を機械で絞る「圧搾」工程をメインに担当しています。原料の状態に合わせて機械を操作し、適切な「は切れ」を生み出す重要な工程です。
入社前は緊張もありましたが、アットホームな雰囲気で、ベテランの方々からも親切に仕事を教えていただけるので、安心して日々の業務に打ち込めています。
ミスを防ぎ、円滑に作業を進めるための「報告・連絡・相談」というコミュニケーションの重要性を改めて学びました。
自分の担当した作業に対して、周囲の仲間や先輩から「ありがとう」と感謝の言葉をもらえた時に、最もやりがいを感じます。
ジョブローテーションを通じて、担当工程だけでなく工場全体の知識を身につけ、どこでも活躍できる存在になりたいです。
失敗してもいいので、とにかくいろいろなことに挑戦しましょう。



