田原市出身のアクション俳優で同市ふるさと大使を務める鈴木信二さん(45)が、同市立六連小学校で児童らに講演したほか、殺陣の基礎などを指導した。
鈴木さんは神戸町出身で、高校卒業後にジャンパンアクションクラブに入所。「ラストサムライ」(2003年)で映画デビューし、大河ドラマなどテレビ番組にも多く出演。現在は殺陣の指導も手がけている。
今月23日に開かれた講演会では、全校児童55人を前に殺陣を披露した後、自身がアクション俳優を志したエピソードを紹介。テレビで三船敏郎さんの映画を見て衝撃を受け、「自分が死んだ後も誰かに感動を与えられる仕事が俳優。習っていた体操、空手の特技を生かし、アクション俳優を目指した」と話した。
児童たちには「夢は人生をより豊かにしてくれる。もし夢がかなわなくても、その努力は決して裏切らない。今できることを一生懸命にやってください」とエールを送った。
殺陣の指導には、5、6年生17人が参加し、手作りの刀を手に殺陣の基本を学んだ。「刀を振り切らない」など安全のための刀の扱い方を教わり、袈裟(けさ)切りや胴切りなどに挑戦。具体的なシーンを想定しながら取り組んだ。
6年の鈴木蒼眞君は「アクション俳優として活躍している鈴木さんから直接、殺陣を教わり、うれしい」と笑顔を見せた。