豊川市立東部小学校で30日、同校伝統の地域住民との交流行事「伝承遊具の集い」が開かれ、6年生66人が昔ながらの遊びを体験した。
校区内の睦美、三上、麻生田地区で活動する老人クラブから会員27人が講師として来校。竹とんぼ、紙玉鉄砲、おじゃみ(お手玉)の3グループに分かれ、遊び道具を製作した。
会員らはこの日に合わせて、竹とんぼと紙玉鉄砲で使用する竹をちょうどよい硬さになる時期に採集。のこぎりなどで安全に竹を切るコツを教えた。おじゃみで講師を務めた女性会員らは、昔は数珠玉を布袋に入れて作ったといった知識を教えながら、裁縫を指導していた。
作った道具で遊ぶ時間も設けられ、紙玉鉄砲で的を狙ったり、竹とんぼを飛ばしたり、おじゃみを手で操ったりして笑顔が交錯した。
普段から通学路で見守り活動をしている老人クラブの会員もおり、改めて交流を深める機会になった。上野寿会の近藤英三さん(82)は「将来に思い出してほしい」と期待し、児童を代表して藤原優菜さんは「きょうをすごく楽しみにしていた。皆さんのおかげで昔の遊びを知ることができた」と感謝した。
