豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)で1日、72年ぶりの午(うま)年開帳の一般参拝が始まった。
早朝午前5時から内行事として御開帳大般若講式があり、僧侶たちが「大般若経」を転読して参拝者らの願望成就を祈念。昼ごろからは雅楽を伴う開帳行列が始まり、福山憲隆住職らが本殿へ歩みを進めた。略式の大般若講式の後、「切り火」で体を清め、「理趣分経(りしゅぶんきょう)」を体に直接当てて功徳を受け、本尊こと豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)に拝礼する御開帳大般若祈祷(きとう)が行われた。
23日までの御開帳期間中、500円(中学生以下は200円)でできる本殿拝観では、本尊と禅の綱でつながれた身代わりの御前立尊像(おまえだちそんぞう)の、さらに身代わりの銅像に触れることができる。役寮の草間寛之さんは「多くの人に来ていただき、尊天さま(本尊)とご縁をつないでほしい」と期待した。
