◆エースの走り
豊川西部に敗れて2位だったが、羽田野晴加(3年)は羽田のエースとして最後まで勝利を追い求めた。第4区の牧野成珠(同)からトップと40秒差の2番手でたすきを受け取ると、真剣な表情で必死に前を追った。
大会前、取材の際に羽田野は「優勝したい」と力強く決意を語った。普段、大言壮語と無縁の少し自信無さげに話すタイプだったが、その時は真っ直ぐな目に力があった。仲間と一緒に走る駅伝への強い思いを感じた。
今夏の全中陸上で800メートル4位入賞と全国トップクラスのランナーだが、駅伝は日々練習する主戦場と異なり、羽田野自身が「苦手」と公言する3000メートルを走る。最後は、苦しそうな表情ながら懸命に歩を進め2位でフィニッシュした。
わずか1枚の全国切符を争う県大会。羽田はチーム一丸の走りで竜南と豊川西部の2強に割って入ることができるか。