新城市名号の大島ダム周辺で7日、秋恒例のウオーキングイベントがあり、約600人が歩いて現地を訪れた。参加者は、普段入れないダムの内部を通って真下の谷まで下りることができ、間近から仰ぐ堤体の大きさに驚きの声が上がった。
大島ダムは高さ69メートルの重力式コンクリートダムで、豊川用水の水源として2001年に完成。施設見学した人たちは、高低差40㍍ほどのエレベーターと傾斜約45度の階段で行き来した。
名古屋市から両親と訪れた山岡糸葉さん(14)は「階段が急だった。ダムの中に入ったのは初めてで、楽しかった」とにっこり。岐阜市の吹上貴子さん(47)は「ダムが大好きなので、予約もせずに入れるのはありがたい」と喜んだ。
ダムの同日正午の貯水率は75・1%。今年は春までと夏の2度も渇水に見舞われただけに、「水が多いのを見て安心した」(豊橋市の40歳女性)との感想も聞かれた。
イベントは水資源機構豊川用水総合管理所が主催した。
参加者は各自、JR飯田線の三河川合駅から片道約4キロの道のりを歩いて往復。風は強かったが、湖畔の公園で昼食を取るなど秋の1日を楽しんだ。
