「来年4月で入庫から丸50年。先輩や上司、同僚と部下、地域のお客さまに温かく迎えてもらい、半世紀もこの業界でやってこられた」と振り返る。
1977年に入庫。残業が当たり前の昭和の時代で、夜遅くまで働いた。「与えられた仕事を真面目に、無我夢中でやった。金融マンとしての素地をつくるため、資格取得や自己啓発にも励んだ。結果として理事長になった」と話す。
理事長に就任した2011年に東日本大震災が発生。建物ごと津波に流される映像を見て、東南海地震に備えるため、耐用年数を過ぎた店舗の建て替えを決めた。毎年2~3店舗ずつ進め、約10年で2店舗を新設し、15店舗を建て替えた。本部の新築にも踏み切った。
新人には「入る前のネットなどの情報より、入ってから頑張ればいい」と伝える。今では入庫5年未満の若手が、住宅ローンの8割を取るまでに育った。
受章は「本店がある地元の皆さんにかわいがっていただき、蒲郡信金を選んでもらった。まずは先輩や上司、同僚、お客さまに感謝したい」と語った。