豊川署は3日、72年ぶりの御開帳で多くの参拝者が訪れている豊川稲荷境内で、対策アプリの付いた特殊詐欺被害防止用「御朱印」を制作して配り、アプリの利用を呼びかけた。私立豊川高校書道部の生徒23人が協力した。
この日は、境内に特設ブースを設け、特殊詐欺対策アプリの2次元コードが印刷された御朱印用紙に書道部の生徒が「詐欺撲滅」と揮毫(きごう)し、柴田秀樹署長ら署員が御朱印を押印した。特設ブースには、御朱印を求める人たちの列ができ、昼までに500枚が配られた。
生徒らによる書道パフォーマンスも行われ、書道部2年生の牧野妃里さんと白井うたさんが、大勢の見守る中、約175センチ×約50センチの紙2枚を使って「地域安全」と力強く書き上げた。
牧野さんと白井さんは「平和と安全を願って紙いっぱいに書いた」「自分の家族にも伝えたい」と語った。
筆を休めることなく「詐欺撲滅」と書き続けていた書道部員の一人で2年生の斉藤日向子さんは「一枚一枚『詐欺撲滅』を願って書いた。被害防止に役立ってほしい」と話した。

