「連絡をいただき驚いた。大変な時もあったがやってきてよかった。人生のご褒美をいただいた思い」と喜びを語る。
小中学校のPTA役員を務めた後、1992年から30年間にわたり民生・児童委員として、地域福祉の向上に尽力した。2010年から栄地区の協議会会長を12年務め、地域のネットワークづくりに貢献。一人暮らし高齢者宅への訪問や、学校と連携した不登校傾向の児童の見守り体制の構築など、地域の課題に寄り添った。
特に力を注いだのが、高齢者の孤立を防ぐ「居場所づくり」だ。12年前に立ち上げ、小松町集会所で月1回開く。お茶会や軽体操のほか、介護予防学習や大学生とのスマートフォン教室、不要品の譲り合いコーナーなどを展開した。市の先駆的なモデルケースとして他地域にも紹介された。
「訪問活動を通して人との触れ合いや支え合いの大切さを学んだ」と振り返り「かけがえのない友人もできた。地域の皆さんの協力があってこそ続けられた」と感謝する。現在は長寿会副会長として活躍、趣味で二胡(にこ)やパステル画も楽しむ。