県立豊橋西高校(豊橋市牟呂町)の写真部と文芸部の生徒が手がけた作品の展示会が、今月31日と来月1日にある「豊橋まつり」の会場で行われる。各部員が日ごろ磨いてきた感性を表現した。
写真部員13人は「西高校の日常」と題した約20点を出展する。部活動に励む生徒の姿や放課後の様子、部員が友人とイベントに出向く姿など、同校の魅力が感じ取れる風景を切り取った。
日ごろはテーマに沿った撮影に励んで腕を磨く。高校から本格的な撮影技術を学んだ生徒が大半。保護者に与えてもらった機器を大切に扱いながらシャッターを押している。
出展場所は、多数の親子連れや小中学生が訪れる「子ども造形パラダイス」会場近くの市役所1階。部員は「小中学生が西高校に憧れを持ってほしい」という思いも込めた。
部長で2年の白井奏翔(かなと)くん(17)は「高校生でしか撮ることのできない、キラキラした写真をそろえた。ぜひ見に来てほしい」と話している。
◆文学の魅力
文芸部の生徒7人は自作した俳句を出展する。また俳人の名句を、部員が考察して手書きで記した解説文も掲示。季語の使い方や表現技法を紹介し、文学や日本語の奥ゆかしさを伝える。
これまでに部員がコンテストなどに出展した作品も並べる。日ごろは短歌や川柳も創作して感性を育んでいる。部長の2年、森谷泉美(いずみ)さん(16)は「いつも楽しい雰囲気の中で活動できている」と語る。
自身は小学校時代のコロナ禍をきっかけに読書に親しみ、現在は作詩も手がけて昨年のコンクールでは上位入賞を果たした。鑑賞者の想像力が高まる言葉や活字を駆使して創作に向き合う。
森谷さんは「俳句の魅力や概念、奥深さを多くの人に知ってほしい」と来場を呼びかける。
「文芸部展」は31日に開催。「写真部展」は1日に開く。いずれも市役所東館1階市民ギャラリーで、午前10時から午後4時まで。
