「声の広報ボランティア」として、16年にわたり活動している田原市田原町の村岡美穂子さん(60)が朗読録音奉仕の東海地区奨励賞を受賞し、主催する鉄道弘済会(東京)と日本盲人福祉委員会(同)から感謝状と記念品が贈られた。
両会は、視覚障害者の教育環境の向上に尽力する奉仕者に感謝の意を表す「朗読録音奉仕者感謝行事」を実施し、活動をたたえている。
朗読録音は、紙面に印刷されている内容を音声化して録音する活動。村岡さんは、田原市の声の広報ボランティア8人のうちの1人で、2010年4月から視覚障害者らのために市広報誌「広報たはら」(月1回発行)と「田原市議会だより」(年4回発行)を朗読し、録音している。
贈呈式が今月14日、田原市役所で開かれ、感謝状などを受け取った村岡さんは「田原へ引っ越して20年、その多くに関わらせてもらった。機材を使って録音することは刺激になり、楽しい。受賞を励みに楽しみながら長く続けていきたい」とあいさつした。
絵本の読み聞かせが縁で声をかけられ、声の広報ボランティアを始めたという村岡さん。「テンポに注意しながら読んでいます。普段、声を出して読む機会はないし、書かれている内容は勉強にもなり、無理なく続けていけたら」と話した。