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2026(令和8)年 10月25日 日曜日

スポーツ

桜丘「OB」対決

Chapter.1 Episode.233

桜丘「OB」対決

 黄金世代の頃から桜丘バスケ部を長く取材してきた記者として、ある意味で最もうれしい瞬間のひとつを、画面越しだったけれど目撃できたかもしれない。今季から新しくスタートしたBプレミアで、桜丘OBの富永啓生(レバンガ北海道)と松野遥弥(広島ドラゴンフライズ)の初対決が実現した。試合は、北海道が大逆転勝ちで広島の開幕連勝をストップした。富永は期待通りの活躍で23得点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献。松野は残念ながら出場時間なしに終わった。できれば次回は取材に行きたい。

 ◆富永啓生

 筆者が初めて富永の記事を書いたのは、黄金世代が卒業した2016年の「KAZUCUP」だったと思う。過去最高のメンバーが抜けた喪失感とともに、新たな時代が始まった高揚感を感じる大会だった。当時まだ身長170㌢台で細身な少年に過ぎなかったが、背番号18を背負った丸刈りのサウスポーが、次々にシュートを決める姿は楽しかった。その後、日本バスケ界を席巻する怒涛(どとう)の活躍は皆さんご存じの通り。将来、桜丘バスケ部から富永のような選手が輩出されてほしい。

 ◆松野遥弥

 2019年にエース富永が卒業し、桜丘バスケ部の輝かしい時代が節目を迎えた。富永と入れ替わるように地元・豊橋市出身の楽しみな逸材が桜丘に入学するという情報を聞いた時、ちょっと信じられない気持ちだったことを思い出す。中学校時代ほぼ無名で全国的な期待は低かったが、素晴らしい身体能力を武器に富永の「後継者」として注目を集めた。松野の高校3年間はコロナ禍で大会中止など厳しい時間を過ごした。特別な成績は残せなかったけれど思い入れの深い選手だった。

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